風テラスQ&A

風テラスご利用者様のよくあるご相談をまとめました。皆さんそれぞれ色々なお悩みがあります。紹介したご相談に似たお悩みの方も、まったく違うことでお悩みの方も、いっぽ踏み出して専門家とお話しすることで、何かが変わるかも。まずはこちらをご参考に、お気軽にご相談ください。

夫が働かない、生活費を入れてくれない

夫が会社を辞めてから、働かなくなった。この一年、就職活動もしていないみたい。家事もせず、生活費もほとんど入れてくれない。夫婦仲も悪いので、離婚したいけれど、子どももまだ小さいし今後の生活が不安・・・。

離婚していなくても、生活費は請求できます

夫婦には、婚姻費用=衣食住の費用や医療費、子どもの養育費など、結婚生活においてかかる費用を分担する義務があります。

夫がなかなか生活費を渡さない場合、「婚姻費用」として生活費を渡すよう求めることができます。

また夫と別居している場合でも、夫婦の婚姻が継続している限り、婚姻費用を請求することができます。離婚を考えられている場合、財産分与や慰謝料、年金分割などの仕組みについて、風テラスの弁護士が説明いたします。

現在の詳しい状況をお伺いした上で、離婚のメリットとデメリットを整理しながら、あなたとお子さんの不安を解消するお手伝いをいたします。

恋人にいつも束縛されている・怒られている・携帯の履歴をチェックされる

彼氏に携帯の履歴を毎日チェックされます。彼は現在働いていないので、私が働くしかないのに、外出すると「他の男に会いに行くのか」と怒られる。今の仕事のことは彼には秘密にしているけど、もしバレたら、本気で殴られると思う・・・。

DVからあなたを守る、様々な制度や窓口があります

DV(夫婦や恋人などの間で起こる家庭内暴力)は、身体的暴力だけではなく、束縛や暴言などの精神的暴力、生活費を渡さないなどの経済的暴力も含みます。

危害が及びそうであれば、シェルターに避難するという方法もあります。一時避難している間に、生活を立て直す準備を進めることもできます。

またDVをしてしまう男性への相談窓口、働く先の無い男性を支援するための公的な機関もあります。すぐに決断を下すことは難しいと思いますが、まずは遠慮なく風テラスに相談に来てください。

なお、女性とその恋人や家族の間の問題にお店の店長やスタッフが介入すると、逆に相手から恐喝罪などで訴えられる場合もあるので、専門家に相談することを強くお勧めします。

昼と夜のダブルワークをしても、生活が苦しいままです

今の仕事に加えて、昼は清掃、夜は居酒屋のダブルワークでどうにか生活費を稼いでいるけど、生活は苦しいまま。生活保護を受けたいけれど、条件がとっても厳しいみたいだし、持ち家や車がある人は受けられないと聞いているので、悩んでいます。

生活保護は「みんなのセーフティネット」です

生活保護は、さまざまな事情で生活に困った人に対して、国が生活を保障する制度です。

「利用するには厳しい条件があって大変なのでは?」とお考えかもしれませんが、利用条件はとてもシンプルです。誰でも・どこに住んでいても申請でき、生活に困っていると判断されれば平等に使えます。 持ち家があっても受けられます。車の所持も、一年程度で再就職が見込める場合、公共交通機関の無い地域や時間帯(早朝・深夜)での通勤に必要な場合は認められています。

病気やケガ、失業などのトラブルで生活が苦しくなったら、生活保護を利用して暮らしの立て直しをはかりましょう。風テラスの相談員が役所の窓口に同行して、申請をお手伝いすることも可能です。

借金がいくらあるか分からない

家賃が高くて引っ越したいのだけれども、お金が無くて、なかなか引っ越せずにいました。そうしているうちに家賃や生活費の支払いのために色々なところからお金を借りてしまって、請求書や催促の電話が届く。怖くて電話に出られないし、郵便受けも開けられない・・・。

請求書や催促の電話は、全て止めることができます

借金がいくらあるのか分からない状況の中で、次々に請求書や催促の電話が来ると、生きた心地がしませんよね。

債権者からの請求書や催促の電話については、弁護士に相談すれば、全て止めることができます。利息の支払いで精一杯になっている場合、自己破産という選択肢もあります。

自己破産のデメリットは、実はほとんどありません。戸籍に載る、身ぐるみをはがされる、携帯電話を使えなくなるといったうわさは全て間違いです。

生活保護を受給している場合、自己破産の弁護士費用は、国が設立した法的トラブル解決の総合案内所(法テラス)を使えば実質自己負担無し(償還が原則猶予・免除)になります。風テラスの相談員が生活保護の申請手続きに同行することも可能です。転居費用を支援してくれる制度も紹介することができます。

アパートを追い出されて、ネットカフェを転々としています

家賃が払えずアパートを追い出されてしまい、二週間前からネットカフェに泊まっています。今の仕事と日払いのバイトのお金で、どうにかネットカフェの利用料金を稼いでいるけど、いつまでも続けられるとは思えない。早く足を伸ばして眠りたいです・・・。

アパートで安心して暮らせるよう、お手伝いします

ネットカフェの狭い個室ではなく、静かな落ち着いた場所で、足を伸ばしてゆっくり睡眠をとるために、ぜひ風テラスを活用してください。

離職や失業などにより住まいを失った人に対しては、就職に向けた活動をするなどを条件に、一定の期間、家賃相当額を支給する制度があります。

また生活保護を申請した上で、一時的に無料もしくは低額の宿泊所に入って頂き、生活保護の受給が決定した後に、住宅扶助を使ってアパートを確保することもできます。

風テラスの相談員が住まい探しや生活保護の申請に同行してお手伝いすることもできますので、ぜひご相談ください。

夜仕事に出ている間、子どものことが心配

三歳の息子と五歳の娘を育てているシングルマザーです。土日の夜、今のお店で働いている間、二人の子どもには自宅で留守番をしてもらっているけど、きちんとご飯を食べているか、泣いていないか、いたずらして家が火事にならないか、とっても不安です・・・。

お子さんと一緒に過ごすために、働き方を見直しましょう

お店で働いている間、お子さんが安全な環境で過ごせるかどうかは、とても気になることですよね。お店の待機部屋には連れてこれなかったり、仮にお店に託児部屋があっても環境が悪かったり、提携先の託児所は費用が高い・場所が遠い、ということもあります。

一方で、お子さんを長時間家に置いたまま保護者が不在にしていると、ネグレクト(育児放棄)とみなされて、場合によっては児童相談所に通報されてしまうこともあります。

長時間、お子さんたちだけが自宅にいるという状態が続かないよう、母子家庭への支援制度を活用して、生活と働き方の見直しを行いましょう。風テラスの相談員に、ぜひお手伝いをさせてください。

ネットの掲示板・SNSで、誹謗中傷を書かれた

掲示板上に「あの子は本番をやっている」「性病持ち」といった嘘を書かれて、とてもショック。しかも「昼間は××という会社で働いている」「自宅の最寄駅は××で、本名は×川×美」といった個人情報も書き込まれていました。身近な人が書き込んでいるのかもしれないと思うと、人間不信になりそうです・・・。

まずは証拠を保存。それから弁護士に相談!

ネット上に誹謗中傷や個人情報を書きこまれた場合、「その書き込みや画像・動画が(一般的な読み方・見方をした場合に)誰のことを対象にしているのかを特定できるか」という点、そして「書き込みによって、あなた本人の権利(名誉棄損、プライバシー、肖像権など)が侵害されていると言えるか」が問題になります。

違法な書き込みがあった場合、削除依頼を行ったり、プロバイダへの開示請求を通して書き込みをした人物を特定し、損害賠償を請求できる場合があります。

ネット上で違法と思われる書き込みを発見したら、まずは画面のスクリーンショットを撮る、印刷するなどして証拠をすぐに保存し、風テラスの弁護士に相談してください。

年金や保険、マイナンバーや税金の仕組みがよく分からない

年金、保険、税金と、払わなければいけないお金がたくさんある気がするんだけれども、役所から届く書類やネットを見ても、意味が分からない。そもそも税金って、いつ・どこで払っていたっけ?マイナンバーとかで、今の仕事がバレないかどうかも不安・・・。

税金や保険の仕組みを、分かりやすく説明します

年金や国民健康保険、住民税や確定申告、マイナンバーなどの納税の仕組みについては、「よく分からない」という人が多いと思います。

しかし、「よく分からないから」と放置してしまうと、あとから大きな問題につながる場合があります。

仮に毎月の保険料を支払う余裕がない場合でも、免除や納付猶予の申請手続きをしておかないと、将来あなたが高齢者や障害者になった時、年金がもらえなくなるリスクがあります。

年金・保険・納税に関してご不安な点、質問したい点がある場合、お気軽に風テラスにご相談ください。相談員が年金・保険・税金の仕組みと、これからあなたがやるべき手続きについて、分かりやすく説明いたします。

遅刻や欠勤をしてしまう 朝、なかなか起きられない

人が大勢集まっている場所に行くのが苦手で、周りの人とうまくコミュニケーションをとれず、トラブルを起こしてしまいがちなのですが・・・。また体調や気分の波が激しく、仕事もよく遅刻したり、休んだりしてしまうため、お店では肩身が狭いです。

あなたの生きづらさをやわらげる窓口や支援があります

夜の世界で働いている人たちの中には、他人とコミュニケーションをとることが苦手だったり、日によって気分や体調の波が激しく、安定した出勤が難しい人が少なくありません。

そういったことが接客や指名獲得の上でマイナスに作用してしまう場合もあります。他人とうまくコミュニケーションが取れないのは、あなたの努力が足りないせいではなく、物事の感じ方ややり方、理解の仕方が他の人と異なる(発達障害)という可能性もあります。

気になるようであれば心療内科や精神科を受診してみてください。発達障害に関しては、多くの支援窓口や支援団体が存在します。ご希望があれば、同じ問題で悩んでいる人たちの自助グループを紹介することもできます。

妊娠したのだけれども、育てられるかどうか不安

もうすぐ妊娠9か月。父親の男性とは妊娠中に別れたので、一人で産む予定。でも、自分の実家にも相手の実家にも頼れない状態で、たった一人で子どもを産み育てられるか、正直心配・・・。保育園も見つかるかどうか不安です。

あなたと赤ちゃんを支える、たくさんの制度があります

まずは安心してください。あなたとおなかの赤ちゃんを支えるための様々な制度や方法をご紹介することができます。生活保護を受給すれば、分娩費や入院費は生活保護の出産扶助でまかなうことができます。シングルマザーで生活保護を受給している場合、保育所は優先的に入ることができます。

また出産後、色々な事情で赤ちゃんを育てられない場合、育ての親に赤ちゃんを託す制度(特別養子縁組)もあります。悩みを一人で抱え込まず、あなた自身とおなかの赤ちゃんにとって何が一番良い方法かを、一緒に考えていきましょう。

スマホのゲームやネット通販にハマってしまう

待機中の暇つぶしとして始めたのだけど、気がつけば、スマホのゲームの課金やネット通販でのお買い物にハマってしまい、毎月数万円も使ってしまって・・・。携帯電話代も高額になってしまい、請求書を見るのが怖いです。

家計管理と「つながり」をつくるお手伝いをします

ゲームや携帯、アイドルやバンド、整形や恋愛、アルコールやギャンブル、ホストや薬物など、人によって依存する対象は様々ですが、一つの対象に深く依存してしまう背景には生活の中で何らかの孤独や不安、ストレスがある場合が多いです。

それらを解消するためには、浪費を防ぐための家計の管理に加えて、社会との「つながり」をつくることが大切です。

浪費や依存の背景には、個人の意思の力や頑張りだけでは解決できない問題(依存症)がある場合もあります。自分の力だけでやめることが難しい、という場合には同じ立場の仲間が集まり、皆で支えあって依存からの脱却を目指す自助グループを紹介することも可能です。

ネット上の写真とプロフィールを消したい

3カ月前に風俗の仕事を辞めました。でも、働いていたお店のサイトには、まだ私の写真とプロフィールが掲載されたままです。気になって仕方が無いので、一日も早く写真とプロフィールを消してほしいのですが、どうすればいいのでしょうか・・・?

お店に対して、削除請求できる場合があります

お店のホームページに掲載されている写真について、あなた自身が撮影した場合は、あなたが著作権者になります。あなたの許可なく写真を掲載することは著作権侵害になるため、お店に対して削除請求をすることが可能です。

一方、お店側が撮影した写真の場合、お店(もしくはカメラマン)が著作権者になります。しかし、お店があなたの写真をあなたの許可なくホームページに掲載する場合は肖像権の侵害になるため、この場合も削除請求をすることが可能です。

ただし、いかなる場合でも削除請求が可能になるわけではなく、ケースバイケースの部分も大きいため、不安な方は風テラスまで相談に来てください。

次の仕事を探す準備をしたい

いつまでも働ける仕事ではないので、資格を取ったりして、次の仕事を探したい。でもうつ病のために精神状態が不安定で、普通の職場で決まった時間働くことは難しいかも。現金日払いの生活に慣れてしまっているので、なかなか貯金もできない・・・。将来を考えると不安になってしまう。

まずは生活リズムを整えることからはじめましょう

夜の仕事を辞めていきなり昼の仕事に転職したのだけれど、うまく行かずに、しばらくしてまた夜の仕事に戻ってきてしまう人は少なくありません。

そのため、今の仕事の空き時間を活用して、少しずつ準備を進めていきましょう。うつ病は波があるので、体調が良くなっても無理はせず、まずは気持ちの揺れ幅を少なくしていくことが大切です。

うつ病などの人の社会交流を促進し、自立した生活を支援する「地域活動支援センター」などの利用を通して、日中外に出る時間をつくり、昼の人間関係と生活リズムを整えることからはじめましょう。

一般企業での就労が体力的・精神的に難しい場合、障害者手帳を取得した上で、障害者雇用枠での採用を目指すこともできます。

その他、これまでの相談・問題解決事例一覧

問題解決事例1
Another Case 01
  • ネットカフェ暮らしを続けていた方の住まいを確保
    (生活保護申請に同行+アパートへの入居までお手伝い)
  • 200万円の借金を、債務整理によって20万円まで減らす
    (弁護士・臨床心理士が自宅を訪問して、各種請求書を回収・整理)
  • 服薬管理の難しい方に、訪問看護サービスとの契約を仲介
  • 病院(精神科)への同行受診(医療機関とのつなぎ直し)
  • 転居費用の貸付制度(生活福祉資金貸付制度)の申請に同行
問題解決事例2
Another Case 02
  • 区役所の税務課に同行⇒滞納していた保険料と区民税の分納手続きを実施
  • 離婚を考えている方に、財産分与・慰謝料・年金分割等の仕組みを解説
  • 複数の消費者金融からお金を借りている方に、自己破産のアドバイス
  • 行方不明の家族に連絡を取りたいという方へのアドバイス
  • 本番行為をさせられていた以前の在籍店に対して、民事訴訟を検討
  • 納税の方法で悩んでいる方に、確定申告の仕組みを解説
問題解決事例3
Another Case 03
  • 障害者手帳の取得により、各種手当・控除の利用が可能に
  • 債務整理を受任し、債権者からの催促の手紙・電話を止める
  • 夫との離婚協議を有利に進めるアドバイス
  • 障害福祉サービス受給者証の再発行のお手伝い
  • 遺産相続に関するトラブルへのアドバイス
  • 店舗からの不当な脅しや罰金に関する相談対応
問題解決事例4
Another Case 04
  • 現在のお店の託児環境に不安を抱えている方へのアドバイス
  • 店舗の男性従業員の方からの生活・法律相談
  • 離婚した相手からの請求された慰謝料・養育費の妥当性を判断
  • 子どもを認知してくれない相手男性に関する法律相談
  • 交通事故に関する慰謝料についての相談
  • 親の介護問題で悩む方に地域包括支援センターを紹介・・・etc